Japanische Klassiker mit Furigana
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きりがくれいかほのゆけぶり
霧陰伊香保湯煙
三遊亭 円朝
Lesen Sie 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 117.546 Zeichen · 234 Bildschirme
人があって御無事で在らっしゃるんだ」
市「イヤ何うだ、彼の時に私が筏の上荷拵えをして居た処へ、山の上から打ち落ちて来た婦人が藤蔓の間へ引懸って髪の毛エ搦み附いて、吊下って居た危え処を助けて、身内に怪我はねえかと漸々様子を聞くと、私が元三の倉に居た時分、御領主小栗上野さまのお妾腹のお嬢さまと分ったので、私も旧弊なア人間だから、まア宜い塩梅に助かったって、婆とも相談のう打って、然うして久留島さんまで送り届けて、直に四万へ追掛けて往って掛合をしたが、其の時此の野郎を踏捕めえれば宜かったアだが……汝此処へ来やアがって何んだえ化けやアがって、官員さまのお姓名を騙って太え野郎だ……これ此処にござる布卷吉さんと云うのは、年イ未だ十五だが、偉えお人だ、忘れたか、両人共によく見ろ、此のお子が七歳の時汝が前橋の藤本に抱えられて小瀧と云ってる時分、茂之助さんが大金を出して身請えすると、松五郎てえ悪足が有って、拠ろなく縁を切ったものゝ、あゝ口惜いと男の未練で、お瀧を殺すべえと云って茂之助さんが脇差イ持って往くと、物の間違てえものは情ねえもので、汝を殺すべえと思った