Japanische Klassiker mit Furigana
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きりがくれいかほのゆけぶり
霧陰伊香保湯煙
三遊亭 円朝
Lesen Sie 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 117.546 Zeichen · 234 Bildschirme
義理かえ」
たき「然んな事を今云ったッて仕方が無いじゃアないか、然んなら何故彼の時出さないようにおしなさらない、一旦得心ずくで離縁に成って仕舞えば仕方が無いじゃア有りませんか、もう書付まで取交して悉皆極りが付いて仕舞って、今の私の亭主は松五郎ですよ、成程それは旧お前さんのお世話に成った事も有りますけれども、今に成って然んなぐず/\した事を云うと、今度はしっぺえ返しに松五郎さんの方から理不尽に喧嘩でも仕掛けるといけないから、後生ですから早く帰って下さい、お前さんより松さんの方が余程やきもちやきで困るんだよ、ちょいと他の男と差向いで話でもして居ると、直ぐ嫉妬を焦いて、訝しい処置振りをするって怒るんだよ」
茂「誰だってそれは怒るのが夫婦の情だ、お互に情が有れば夫婦の情だが、お前の方では夫婦の情を尽す事が無えんだ、何う考えてもお前に出られちゃア己の顔が立たねえんだ、聞けば松公は賭んでばかり居る……賭んで居る……そうだそうだが、行先の認めの無い松公を慕って居ても末始終お前の身の上が覚束無えよ、縁有って一度でも二度でも苦労をした間柄だから、少しの金で松公の手が切れる