Japanische Klassiker mit Furigana
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せいしゅんのいきのあと
青春の息の痕
倉田 百三
Lesen Sie 青春の息の痕 (せいしゅんのいきのあと) von 倉田 百三 (くらたひゃくぞう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 127.338 Zeichen · 254 Bildschirme
そして清盛に反抗するいっさいの手段は尽きたけれど、ただ一つ呪うことはできる、それで平氏の子孫の裔にまで呪詛を遺して死ぬところを、その呪詛を眼目にして描こうと思っています。
私は今は「人類の愛」という喜劇を描いています。愛を口にして、隣人の運命に不注意な文士のカリカチュアを描く気です。私はたくさんかきたいものがあるのですが、生命の川は一ページ約五十銭の印刷費を自分で持たねばならぬので、短いものしか描かれず、困っています。謙さんに新思潮を交渉してみてもらったのですが、これもお金を出さなくてはならないそうです。どこかお金なしで作を発表できるところはありますまいか。「愛と知恵との言葉」ものせる余裕がないのです。「出家とその弟子」は完成しました。生命の川は正月を休刊したので、二月からのせると四月にならなくては終わらないので、ほかのを出せなくて困っています。江馬君にでも頼んで、どこか私の作をお金なしで、発表できるところを工夫してみて下さいませんか。ただし、気らくに、責任を持たずに考えておいて下さいというだけですよ。なければなくてもいいのです。艶子のものも、どこかお金なしで発表できるところをつくってやりたいのです。