Japanische Klassiker mit Furigana
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せいしゅんのいきのあと
青春の息の痕
倉田 百三
Lesen Sie 青春の息の痕 (せいしゅんのいきのあと) von 倉田 百三 (くらたひゃくぞう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 127.338 Zeichen · 254 Bildschirme
健康なものも愛のために働き、その報いとしてではなく、パンを神様からいただく。そして「なくてはならぬもの」で生きる時、平和が地上に保たれるという意見です。私なども怠惰でなく、贅沢ではないならば、金を他人から、(今では父母ですが)神の名によってもらって生きるのは許される生活だろうと思います。ただそのもらっている金が、他人の労苦より出ずるものゆえ気の毒なのです。つまり「なくてならぬもの」だけは費やして許されるのですね。今の私は、節倹をしつつ、養生し、許される限り仕事をし、愛を実行するほかはないのですね。またそれが最もいいことなのですね。
あなたの勧めて下さるように私は「若き罪」に力を注ごうと思います。私は今ユーゲントと別れを告げようとしています。そのはなむけにこの作をかきます。私は実に愛すべきしかし間違いの多い青年期を過ごしました。私は涙をもって、そして愛のねぎらいをもって、私の青年期を葬ります。私は「若い罪」には熱い熱い愛を感じて書くことができます。また後悔の苦しみをもって、しかし、それは、その償いとして私の後の生涯が展かれています。私の今持っている多くの尊きものは、ほとんどみな私の青年期の私に与えた贈り物ばかりです。