Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

うえたるひゃくしょうたち

飢えたる百姓達

今野 大力

Lesen Sie 飢えたる百姓達 (うえたるひゃくしょうたち) von 今野 大力 (こんのだいりき) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 1.590 Zeichen · 4 Bildschirme

Aozora Bunko

俺らあ戦争あ反対だ!

俺らあ若い元気者だ!

元気者の腕を見ろ! なあ婆さんや」

村の夜には凍えた灯

雪明りに一筋の細道が拝み小屋へ――

離れ小屋には小馬が空っぽの凍結た馬草桶をガタン――ガタン――

誰一人の来手もなく

もの倦く一夜を佇ち明かし

板壁を踏みくじき

葦囲いをむしり喰い荒し

寒い曠野への窓を作る。

村に組合が出来た

若いものは熱心になって座談会が開かれた

老耄た頑固者が

一概に何にも知らずにくそみそに口説きあげて

それにはまだわかりっこがない

首のあたりに縄目の跡が残されて

文句もいわずに死んで行く

それでも彼等にあまだわかりがないかも知れない

だがそれが何だ

村にも組合が出来た

若いものは熱心になって座談会に集まって来る。

いよいよ来た

ブツクサ婆さんさえ赤い旗を持って立ってる

軍隊から帰って来た庄吉は利ぎすました鎌を持ってる

唐竿の柄をぶったぎっても竹槍にあなるだろう

「山からぴょろこでも切って来い」

「やつらあ聞かなきゃそいつでぶんなぐるべ」

「さあ地主の家さ押しかけろ! 誰でも来い!」

「今年の年貢全免だ※(感嘆符二つ、1-8-75)」

新聞記者は

「暴動が烽起した!」

雁皮を焚いて火の手が燃え上り