Japanische Klassiker mit Furigana
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めしまつま
飯待つ間
正岡 子規
Lesen Sie 飯待つ間 (めしまつま) von 正岡 子規 (まさおかしき) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 59.525 Zeichen · 126 Bildschirme
七字に変えて見たがやはりまだ五字出来ないのだが、五文字出来なけりャ十二字でも善いじゃないか 言って見たまえ、そんなら言って見よか「屁をひって尻をすぼめず」というのだ 何か下五文字つけてくれ、笑ってちャいけないヨ、それじゃネ萩の花と置いてはどうだ、そりャどういう訳だ、どういう訳もないけれど外に置きようはなしサ 今萩がさかりだから萩の花サ、そんな訳の分らぬのは困るヨ、じゃ君屁ひり虫というのはどうだ 屁ひり虫は秋の季になってるから、屁をひって尻をすぼめず屁ひり虫か そいつは余りつまらないじゃないか、つまらないたッて困ったナ それじャこれではどうだ 屁をひってすぼめぬ穴の芒かなサ、少し善ければそれで我慢して置いて安楽に往生するサ 迷わずに往ってくれたまえ、迷ったら帰って来るヨ…………イヤに静かになった。誰やらクシクシ泣いてるようだ。抹香の匂いがしやアガラ。この匂いは生きてる内から余り好きでもなかったが死んで後もやはり善くないヨ 何だか胸につまるようで。胸につまるといえばからだが窮屈だね。こりャ樒の葉でおれのからだを詰めたに違いない。棺を詰めるのは花にしてくれといって置くのを忘れたから今更仕方がない。