Japanische Klassiker mit Furigana
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おとうさん
お父さん
林 芙美子
Lesen Sie お父さん (おとうさん) von 林 芙美子 (はやしふみこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 37.548 Zeichen · 76 Bildschirme
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朝、静子が走って来て、かわいらしい小さい鳥が、つるばらの枝にとまっているというので、そっと行ってみました。もずの子がビロードみたいなむくむくした羽根をしてきょとんとしています。
僕たちがそばへ行ってもおどろきません。
時時もずのおかあさんらしいのが、僕たちを心配そうにして飛んでいます。何だか食物を運んでいる様子です。
「ねえ、おうちで飼いましょうよ」
静子がさかんにほしがりますけれど、僕は飼うようになると、きっところすことになるからといいました。静子はおとうさんを呼んで来ました。
おとうさんもやっぱり僕と同じように、そっとしておく方がいいといいました。僕は夏になると、いろんな生物がいるようになるのが好きです。
おとうさんはおやすみが来たら、僕を釣に連れて行こうといいました。
僕はいつものように、会社へ行くおとうさんといっしょに家を出ます。静子はいつもぐずぐずしているからほっといて行きます。
涼しい風が吹いている朝の街をおとうさんと歩くのは好きです。
「及川先生がまた学校へもどって来られたんですよ」
「そうか、それはよかったねえ、先生はお元気かな‥‥」