Japanische Klassiker mit Furigana
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かねも せんちへ いきました
かねも 戦地へ いきました
小川 未明
Lesen Sie かねも 戦地へ いきました (かねも せんちへ いきました) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N4. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N4 · Einstieg · moderne Kanji und Kana · 8.335 Zeichen · 17 Bildschirme
「おてらの かねが なるな。」
と おもう ことでしょう。
おてらの やねで あそんで いる はとも、すずめも、また わたしの なり音を よろこんで きいて くれます。こうした へいわな 日が、どれほど ながく これまで つづいたか しれません。
わたしの 目の 下で、あそんだ 町の 子どもたちは、いつしか 大きく なって、りっぱな あるじに なりました。女の 子は、およめさんに なって、おみせで はたらきました。そして その人たちは、いつの まにか 年を とって、おじいさんや おばあさんと なりました。
「あれ、あすこを ごらんなさい。つえを ついて いく おばあさんが ありましょう。あの人も、おさげの じぶん、この かねつきどうに きて、おともだちと いっしょに あそんだ ものです。」
さくらの 花が その ほうを みると、しき石みちを あるく おばあさんが ありました。おばあさんは むかしを おもいだしたか、つえを とめて、かねつきどうを ながめて いました。
これは きょねん、花が、かねから きいた はなしでしたが、いま その かねは どこへ いったか、まったく すがたが みられません。