Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
くびわの ない いぬ
くびわの ない いぬ
小川 未明
Lesen Sie くびわの ない いぬ von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 1.251 Zeichen · 3 Bildschirme
二郎くんは、じぶんが、キャラメルを 一つ たべて みせ、べつの てのひらに のせて、いぬの 口もとへ やりますと、いぬは、あんしんしたのか、よろこんで たべました。
「なかなか よく しつけが して あるね。」
と いって、たけおくんも、かんしんしながら みました。
ちょうど そこへ、せんたくやの こぞうさんが、まわって きました。
「この いぬは、すていぬなんですよ。」
と いったので、ふたりは、いまさらのように おどろきました。
こぞうさんが いうのには、まえの しゅじんは、ひじょうに この いぬを かわいがって いたのを、とおくへ ひっこすので、じぶんの いえを ゆずる かわりに、いぬを だいじに かって くれる やくそくで、いまの 人に たのんだのだそうです。ところが、そのひとは、いぬなんか せわが やけて きらいだと、くびわを はずして しまったのでした。
この はなしを きくと、ふたりは、
「それでは、じぶんが ころすかわりに、いぬころしに ころさせる つもりじゃ ないか。」
と ふんがいしました。
「ぼくたちが、たすけて やろうよ。うちに、ふるい かわの バンドが あるから、あれを きって、くびわを つくって やる。