Japanische Klassiker mit Furigana
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だだをこねる
だだをこねる
辻 潤
Lesen Sie だだをこねる von 辻 潤 (つじじゅん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 2.612 Zeichen · 6 Bildschirme
それから義弟にていよくにげられたので――(あたりまえの話すぎて少しもムリもないがね)――ちょッといどころがなくなり、仕方がないから「桜花かや散りじりに」若しくは「あのゆめもこのゆめも――」式にのっとり、私だけは深川の富川町か千住の涙橋の少し向こうのFという家にでも当分厄介になろうかと考えた。深川のトミには時々僕に酒をおごってくれるルンペンの大パトロンがいるし、Fという木賃には僕を大先生扱いにしているフアンがいるからだ。僕のフアンにも音楽の場合と同じくつまり上はスットントンより下はベエトウベンに至るまであるように僕のフアンにも中々いろんなのがいるが――どうも新居先生のように文化マダムや、モデルンギャールの御嬢さんのいないのには――くさるであるです。
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辻潤後援会という奴で全体どの位ゼニが集まったものやらどなたとどなたがお金をおめぐみ下すった物やら、僕はとんと存知あげなかったもんだから「よみうり」でたった一度きり御礼を申しあげたっきり、実のところまだどこへも御礼状もさしあげずに失礼しているわけなんだが――まことにおちおちねるところもなかったようなわけだったのでなんとも申しわけがないようなわけでいずれそのうち本でも出した節にはいささか御礼のつもりでさしあげたいと思っているが――かなり気になって