Japanische Klassiker mit Furigana
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しゅんきんしょう
ちくま日本文学014 谷崎潤一郎
谷崎 潤一郎
Lesen Sie ちくま日本文学014 谷崎潤一郎 (しゅんきんしょう) von 谷崎 潤一郎 (たにざきじゅんいちろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 85.196 Zeichen · 169 Bildschirme
ことしばしばなりき」なるほど理窟はその通りであるが何かにつけて鶯に比較されては佐助を始め門弟一同やりきれなかったことであろう
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鶯に次いで愛したものは雲雀であったこの鳥は天に向って飛揚せんとする習性があり籠の裡にあっても常に高く舞い上るので籠の形も縦に細長く造り三尺四尺五尺と云うような丈に達する。しかれども雲雀の声を真に賞美するには籠より放ってその姿の見えずなるまで空中に舞い上らせ、雲の奥深く分け入りながら啼く声を地上にあって聞くのであるすなわち雲切りの技を楽しむ。大抵雲雀は一定時間空中に留まった後再び元の籠へ舞い戻って来る空中に留まっている時間は十分ないし二三十分であり長く留まっているほど優秀な雲雀であるとされる故に雲雀の競技会の時には籠を一列に並べて置き同時に戸を開いて空へ放ちやり最後に戻って来たものを勝とする。劣等の雲雀は戻って来る時誤まって隣の籠へ這入ったり甚しきは一丁も二丁も離れた所へ下りたりするが普通はちゃんと自分の籠を弁えているけだし雲雀は垂直に舞い上り空中の一箇所に留まっていて再び垂直に降下する