Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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ひばりのおじさん

ひばりのおじさん

小川 未明

Lesen Sie ひばりのおじさん von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N4. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N4 · Einstieg · moderne Kanji und Kana · 1.205 Zeichen · 3 Bildschirme

Aozora Bunko

ピイチク、ピイチク、となきながら、いつものように、ひばりは、空へ高く、高く、上がっていきました。

このとき、人間の耳には入らなかったけれど、はるかかなたの空で、ピイチク、ピイチクとなき声がしたのであります。

「はてな、どこかしらん。」と、ひばりは、思いました。それで、いっそう声をはり上げたけれど、むこうの声は、すこしも近よるようすがなかったのです。

「いってみよう。」と、ひばりは、その声のする方へ、とんでいきました。青い、青い、野原の上で、二羽のひばりが、たのしそうに、とんでいるのです。

「やっぱり、野原はいいですね。」と、かごのひばりが、いいました。

「町も、にぎやかで、いいでしょうね。」

「私が、よんだとき、なぜこなかったのですか。」

「かわいい子供が、あの黄色くなりかけた麦のはたけにいますので、私たちは、心配で、どこへもいくことができないのですよ。」と、野のひばりが、こたえました。

日がくれかかると、野のひばりは、麦ばたけの巣の中へ帰りました。そこには、かわいい子ひばりが、お母さんや、お父さんの帰るのを待っていました。ひとり取りのこされたかごのひばりは、