Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
ひよりげた
ひよりげた
Lesen Sie ひよりげた von Niimi Nankichi (新美 南吉) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N5. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N5 · Einstieg · moderne Kanji und Kana · 2.269 Zeichen · 5 Bildschirme
あめが はれました。ジョウフクインの うらの やぶの なかに、やぶっかが わんわん なきました。月が でると ぬれた たけの はが ひかりました。
ジョウフクインの うらの やぶの なかに たぬきが すんで いました。このあいだ うまれて まだ おちちに ばっかり くっついて いる こどもの たぬきと いっしょに、えにしだの 木の ねもとの あなの なかに すんで いました。
おかあさんだぬきは こんや こどもの たぬきに、ばける ことを おしえようと おもって、あなの そとへ でて きました。えにしだの はなが、さっきの あめで おとされて そのへんに ちらかって いるのが、月あかりで みえました。
「さあ ぼうや、もう おちちから はなれなさいよ。」
こどもの たぬきは それでも おちちを すって いました。
「さあ さあ。」
おかあさんが、こどもの たぬきの おなかに 手を かけて、はなさせようと しても、こどもの たぬきの 口は おちちに ついて いました。
「いいかい ぼうや。」
「なあに。」
「ぼうや、なんに ばけたい。」
「お月さんに ばけたいの。