Japanische Klassiker mit Furigana
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ふるさとのはやしのうた
ふるさとの林の歌
小川 未明
Lesen Sie ふるさとの林の歌 (ふるさとのはやしのうた) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 4.289 Zeichen · 9 Bildschirme
」と、小鳥は当惑そうにいいました。
娘は、このときじっとその小鳥を見上げていましたが、
「じゃ、私がうたってあげましょう、この林の歌を忘れるなんて。さあよくおききなさい。
わたしの友だちは、
谷川に、山に、林。
雲は美しいけれど、心が知れず、
雪は冷たいけれど、白くて潔し。
四方の空に、風騒ぐも、
私の嘴を出る、声は乱れず。」
娘は、いい声でうたいました。すると、黙って聞いていましたこずえの小鳥は、
「ああ、その声にきき覚えがあります。忘れていた昔のことがすっかり見えるようです。ああ、私のこの小さな心臓がふるえる……。」
こういったかと思うと、木からばたりと落ちてしまいました。