Japanische Klassiker mit Furigana
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せんきゅうひゃくにじゅうさんねんなつ
一九二三年夏
宮本 百合子
Lesen Sie 一九二三年夏 (せんきゅうひゃくにじゅうさんねんなつ) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 7.898 Zeichen · 16 Bildschirme
カンカンカンカン、音は次第に急調になり、せき込んで、遠くの暑い田の面、せみのなく樫の梢に淋しく反響する。
――○――
盆の永代経だとて、老人、黄色のかたびらをき、かさをかぶって寺に参る。
――○――
ブドー棚の下の涼み台、老人、冷酒をのみナムナムナムと低誦す。
――○――
○参って来ますわいの(女が行く)
○参りんなさらんけ(誘う女)
○おとろしい=恐しい
○おおけに=大きに
○やあ、困ったもんが出ちもうたやらと思うてようく見ると、……じゃったんだそうだ。
○云うことじゃないけどがあ、
○なっちもうた
――○――
小作争議で、小作は田をかえす。
農業は利益のすくない為、皆、金の心配ばかりする。
維新のとき、禄をあとで払ってくれると云うので、皆、株として士分の名を買う。
荒木もその一、苦笑すべきだ。
――○――
最も金をかけず、最も早く修業を切りあげて最も早く金をとるようになったを偉いと云う。
――○――
二階には、一対の六枚折屏風があった。