Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
あるくこと
三好十郎の仕事 第三巻
三好 十郎
Lesen Sie 三好十郎の仕事 第三巻 (あるくこと) von 三好 十郎 (みよしじゅうろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 334.472 Zeichen · 667 Bildschirme
……ヘドが出らあ。ツバ吐っかけてやりたい。
双葉 ……兄さんの、キチガイ!
(間)
欣二 コーフンするな、フー公。……はは。暗くなっちゃったなあ、電燈はつかないの?
柴田 ……(ポツリと)ああ、ヒューズが飛んでいたのを忘れていた。
欣二 どこんです?
柴田 もとの応接室の方だ。あすこから此方へ引いてあるから。(立つ)
欣二 じゃ外に廻らなくちゃ駄目だな。(立つ)ヒューズは――無いんでしょう? 焼跡から銅線でも拾って来るか。(奥出入口の方へ)
柴田 いや私がやろう。――(フラフラする歩きつきで奥の出入口へ)
欣二 いいんです。(父をわきへどけて奥の出入口から出て行く)
柴田 ……(欣二の後を追って出て行きかけた足をとめて、此方を見て)双葉。
双葉 ……?
柴田 それで――食卓の上に眼をやり、次ぎに上手扉の外を見て)みんなに有るかな?
双葉 けさ、ふかしたパンが有りますから。……足りない分は、私達が少し減らせば――。
柴田 ……(何か言おうとするが言えず、ユックリ歩いて出入口を外へ)
双葉 電燈のことは、ちい兄さんにまかしとおおきになったら――
柴田 なに――欣二には安全器の場所がわからんだろう。