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Japanische Klassiker mit Furigana

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みうらたまきのプロフィール

三浦環のプロフィール

吉本 明光

Lesen Sie 三浦環のプロフィール (みうらたまきのプロフィール) von 吉本 明光 (よしもとあきみつ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 11.579 Zeichen · 23 Bildschirme

Aozora Bunko

になるのではないかと、感慨に堪えて泣いているのだろう、と話しているうちに、泣声もやみ、小康を得た様子なので、三浦さんにたずねたところ

「きょうは私が考えている百分の一もうたえないの、フォルテを出そうとするとお便所に行きたくなって、ちっとも上手にうたえないの。こんなへたくそな「お蝶夫人」が三浦環の最後の録音になるかと思ったら、悲しくって、悲しくって――」

三浦さんはまた声をあげて泣き出した。

この「お蝶夫人」の録音は十三日に放送されたが、AKの音楽部長吉田信君が「三浦さんは自分の録音放送を聴いて『あたしの声には死相がある』といって、非常に悲観している」と心配していた。それで僕は、次に三浦さんをお見舞いに行ったとき、いきなり

「先生の録音放送を聴いた者がみんなびっくりしていますよ。三浦環は病気だっていうのになんて若々しくて美しい声なんでしょうッて。まるで十七、八のお嬢さんがうたっているようだって」

これはお世辞ではなく、僕の逢った人がみんなそういった。特に音楽会に行ったことがないような人々がみんな感嘆したのであった。すると三浦さんは

「あらそう。うれしいわね」