Japanische Klassiker mit Furigana
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なかむらなかぞう
中村仲蔵
山中 貞雄
Lesen Sie 中村仲蔵 (なかむらなかぞう) von 山中 貞雄 (やまなかさだお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 22.567 Zeichen · 47 Bildschirme
今しも、その向いの家の表に訪れる浪人がある、後姿(大吉らしい)。
T「半次、又来たぞ」
雪枝がハッと振り返って、「まあー」と仕事放って窓の所へ。
向いの家の表――半次の家です。
内部から半次出て来て「よう、先生」と大吉を内へ入れる(大吉はたえず背後向き)。
窓から雪枝うっとり見惚れてた。
大吉の入った後から半次も続いて内へ入ろうとして、フト向いの家に気づく。
見られて雪枝てれて視線外す。
半次、エヘッと意味深の笑い残して内へ入るとカメラがスーと流れて、
井戸端です。今しも長屋のお内儀二三人、ワイワイ話している。
話の中心が一人の男(職人らしい)「話しだけじゃ分らねえ」と立ち上り、側に乾してある破れ傘持って、
尻からげして天晴れ定九郎振りよろしく珍妙な大見得切る。
お内儀連、キャッキャッ笑う。
「笑うねえ!」と其の男、
T「その又、仲蔵の
男ッ振りのいい事ッたら」
と馬鹿に賞めて居るのを、
窓の中で、嘉助老人嬉しそうに聞いて居た。
側の雪枝はじーッと他の事考えて居るらしい。
(F・O)
大入満員
三日目の中村座
=(F・I)芝居小屋
幕閉って居る。
大入満員の平土間。