Japanische Klassiker mit Furigana
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なかむらなかぞう
中村仲蔵
山中 貞雄
Lesen Sie 中村仲蔵 (なかむらなかぞう) von 山中 貞雄 (やまなかさだお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 22.567 Zeichen · 47 Bildschirme
柏木と仰有ったが」
聞いた半次愈々訳分らぬ。
雪枝が、
T「何時も貴方と
御一緒の……」
「こんな頭で、こんな顔の」雪枝が言えば、
半次「そうそう
T「あの先生なら
此村大吉」
ゲーッ? と雪枝の驚愕。
T「ココ此村……」
殴られた様にフラフラと我が家の入口に凭れる。
半次、愈々不審そうな顔。
雪枝耐らなく、サッと家の中へ入る。
半次、後にのこって感心する。
T「何とかかんとか
言ってて先生
早い事……」
「早い事いっちまったんかな」と言い乍ら半次は去る。
=家の内部
位牌の前に泣き崩れた雪枝。
T「知らなかった
知らなかった」
泣の眼で父の位牌に、
T「お許し下さいませ
お父上様」
生ける者に言うが如く、
T「雪枝は
雪枝は不孝者
で厶ります」
果は自分を叱る様に、
T「憎い敵とも知らず
身も心も捧げた
雪枝の愚かさを
お叱り下さいませ」
決心した物の如く、
T「お詫びは……
お詫びは
きっと致します!」
と叫んで又其の場に泣き伏した。
(F・O)
=(F・I)道――
大吉がブラブラ来る。後から叫ぶ声に振り返ると半次が駈けて来た。追い付いて、
二人並んで歩き出す。