Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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にしょうねんのはなし

二少年の話

小川 未明

Lesen Sie 二少年の話 (にしょうねんのはなし) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 3.180 Zeichen · 7 Bildschirme

Aozora Bunko

」と、秀ちゃんが、答えたので、お姉さんも、吹き出して、

「達ちゃん、おまえ、くりねずみといったの?」と、お笑いになりました。

達ちゃんは、秀公が、どんな自分の困ることをいいだすだろうと、内心びくびくしていたのですが、なにこれくらいのことなら、そう恥ずかしくないと安心したのでした。そして秀公の、やさしいのに感心し、またありがたくも感じたのであります。

お姉さんは、達ちゃんが、どんなことを思っているかわからないものだから、

「そんなことまちがって、どうするの。遊んでばかりいて、勉強をしないからですよ。」といわれました。

「知っていたんだけど、ただ、ちょっとまちがっただけなんだよ。」と、達ちゃんは、口ではこんな負け惜しみをいいましたけれど、学校でみんなが笑った、あのときのことを思い出すと、きまりが悪くなりました。

秀ちゃんは、いつまでも、そんなことを思っていませんでした。

「君、なにか、おもしろい雑誌がない?」と、秀ちゃんが、いいました。

「あるよ。」と答えて、達ちゃんはこれをいい機会に立ち上がりました。そして、いろいろの本や、雑誌を出してきて見せました。二人は、それからおもしろく遊んだのであります。