Japanische Klassiker mit Furigana
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ごえもんとしんざ
五右衛門と新左
国枝 史郎
Lesen Sie 五右衛門と新左 (ごえもんとしんざ) von 国枝 史郎 (くにえだしろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 10.405 Zeichen · 21 Bildschirme
よく其の意味がわかったのであった。「ははあ常陸奴この俺を、刺客にしようというのだな」
ややありて五右衛門は「諾」と云った。「俺はいつぞや秀吉の襟へ、小柄を縫い付けたことがある。つまり、なんだ、その小柄を、今度は深目に刺すばかりだ」
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五右衛門が秀次に仕えたと聞くと、ひどく秀吉は恐怖した。
そこで諸国へ令を出し、名誉の忍術家を召し寄せた。
その中から十人を選抜し、「忍術十人衆」と命名し、大奥の警護に宛てることにした。
一条弥平、一色鬼童、これは琢磨流の忍術家であった。
茣座小次郎、伊賀三郎、黄楊四郎の三人は、甲賀流忍術の達人であった。
敷島松兵衛、運運八、この二人は八擒流であった。
小笠原民部は民部流開祖で、十人衆の頭であった。
連武彦、霧小文吾、これは霧派の忍術家であった。
由来忍術というものは、武芸十八般のその中には、這入ることの出来ないものであった。外道を以って目されていた。何時の時代に始まったものか、それもハッキリとは解っていない。日本神代史を調べて見ると、神々はすべて忍術家であって、国土を産んだり火焔を産んだり、海を干したり山を移したり、死の国へ平気で行ったりしている。