Japanische Klassiker mit Furigana
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にんぎょうのはなし
人形の話
折口 信夫
Lesen Sie 人形の話 (にんぎょうのはなし) von 折口 信夫 (おりくちしのぶ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 4.238 Zeichen · 9 Bildschirme
御伽仕るべしとて仕へ奉る。 (宝物集第五)
ありつる人のうつり来んほど御伽せんはいかが。」
おぼえ給へらん所々にてものたまへ、こよひ誰も御伽せん。」 (増鏡)
いや一人居やらば伽をしてやらう。 (狂言 節分)
「御伽」ということの意味はわからない。寝ている傍についていて物語をすることらしい。それから宿直のことまでいうようになる。私は、これにはどうしても性欲的な意味がありそうに思う。
いわゆる、御伽婢子(はひこ→はうこ)というものがある。(本の名にもなった。この書を江戸の怪談小説のはじめとするが、そうではない。)貴い人の寝ている傍についているものである。これは形式である。もと「あまがつ」(天児)というものがあって貴い人の寝間にあって守っていると考えているが、これは寝ている人の形代なのである。だんだん子供の寝間につくようになる。子供は寝ている間も、起きている間も同じである。それがだんだん変化して蓋のあるものになる。つまり天児から御伽婢子というものになる。御伽婢子は寝間におく連想から、汚ないものを入れるようになる。天児には何を入れたか、たぶん最初は何も入れたのでもなかろう。