Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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じんぞうにんげんエフし

人造人間エフ氏

海野 十三

Lesen Sie 人造人間エフ氏 (じんぞうにんげんエフし) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 53.879 Zeichen · 109 Bildschirme

Aozora Bunko

「先生、いまラジオが臨時ニュースを放送しています。横須賀のちかくにある火薬庫が大爆発したそうです」

爆発現場

火薬庫が大爆発をしたというしらせだ。帆村探偵は、椅子からたちあがった。

「正太君。いまおききになったように、火薬庫が爆発したそうですが、私はすこし心あたりがあるから、これからすぐそっちへいってみます。君も一しょについてきませんか」

帆村探偵にいわれ、正太ももちろん尻ごみをするような弱虫ではなかった。

「ええ、僕はどこへでもついてゆきますよ。ですけれどねえ、探偵さん、マリ子を何時とりかえしてくれますか」

「さあ、それはまだはっきりうけあいかねるが、私の考えでは、この火薬庫の爆発事件も、なにか君の妹さんと関係があるような気がしますよ。とにかく爆発現場へいってみれば、わかることです」

「じゃあ、これからすぐいきましょう」

「よろしい。おい大辻、三人ですぐでかけるが、用意はいいか」

「はい、用意はできています。そんなことだろうと思って、私は車を玄関につけておくように命じておきました」

帆村と正太と大辻の三人は、玄関に出た。自動車はちゃんとそこに待っていた。