Japanische Klassiker mit Furigana
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こんじゃくばなしサンドイッチへいだん
今昔ばなし抱合兵団
海野 十三
Lesen Sie 今昔ばなし抱合兵団 (こんじゃくばなしサンドイッチへいだん) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 10.504 Zeichen · 21 Bildschirme
従って、われわれほど、すぐれた防空施設を持ち、且つ防空精神力を持った人間はどこにもいないというわけだ。つまり我々は、日本空軍のおかげで、世界一の防空文化人なんだ。そうでしょうが」
「あ、なるほど、なるほど。しかし、ずいぶん長期戦が続くものですなあ。もういい加減、日本空軍が鉄に困って木製や泥製の爆弾を落としてもいい頃だと思うんだが、相変らず鉄の爆弾を落としとるですが、敵もさるものですなあ」
「いや。もう今日の爆撃あたりには、木製の爆弾を使っているのかもしれないよ」
「でも、木製爆弾なら、あんな逞しい音はしないでしょう」
「そうだね。今日の爆弾は音が、悪い……」
といっているとき、大きな音響と共に、目の前が火の海になったかと思ったら、私はそのまま気を失ってしまった。……
今日の日記はこれでおしまいである。なぜなれば、私が気がついたのは、その翌朝のことであったから、今日の日記としては、気を失ってしまった点々々というところで終りなのである。
3
金博士へ送る第三回目の日記。
前の日記から、また十年たったのである。
二十×年八月八日 晴れ
ラジオは、今朝は空が晴れているとアナウンスした。