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Japanische Klassiker mit Furigana

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はいくとはどんなものか

俳句とはどんなものか

高浜 虚子

Lesen Sie 俳句とはどんなものか (はいくとはどんなものか) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 51.046 Zeichen · 99 Bildschirme

Aozora Bunko

そうしてこれは大概な和歌と俳句とを比較した場合に必ず到着するところの結論であります。

鷲の巣の樟の枯枝に日は入りぬ  凡兆

凡兆という名前もかつて一度出たことがあります。

さてこの句意は、人里離れた深山などにある樟の樹の梢に鷲が巣をくっている、その鷲が巣をくっている枝は枯枝でありますが、ちょうどその枯枝のあたりに赤い色をした春の日が落ちるのを見たというのであります。

樟の葉は冬も凋落しないものでありますが、それでいて枯枝というのはどういうのでしょう。こういう植物に詳しい人の話に常緑木でも時々落葉樹と同様に一時すっかり落葉することがある、多分それは樹木の病気などであろうということを話しましたが、それでないにしても、鷲が巣をくっているような大樹になるとその樹全体は勢いよく茂っているにしてもある枝だけは鳥糞をかぶって枯枝になっているというような場合はよくあることでありましょう。この句はそういう場合と解釈する方が穏やかだろうと思います。

なぜに特に枯枝といったのだろう、「鷲の巣の樟の梢に日は入りぬ」と言ったのでもよさそうなものだというような説が出るかもしれませぬが、これは実際枯枝であったのだろうと思います。