Japanische Klassiker mit Furigana
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はいくはかくかいしかくあじわう
俳句はかく解しかく味う
高浜 虚子
Lesen Sie 俳句はかく解しかく味う (はいくはかくかいしかくあじわう) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 73.016 Zeichen · 144 Bildschirme
はそういう人の匆忙に頓着なくいつでも物の上に降りる。それが水仙の花の上に降りたところに師走の急がしさが思われるのである。水仙の鉢でも花生けでもどちらでもいいと言ったが、普通ならば夙くにもう花も変えて生けかえるべきものを、いつまでも水仙を生けたままで擲って置いてあったものとすると、水仙の鉢とするよりも花生けとする方がより多く適切なように考えられるのである。
除夜
年ひとつ老いゆく宵の化粧かな 几董
大三十日の晩の句で、今宵寝ればまた一つ年を取るというその宵に化粧をする女を咏じたものである。察するところこの女はもうそろそろ老という事を気にしはじめる三十代の女を言ったものであろう。十代の子供々々した女ではもとよりなく、二十代の若々しさでもなく、三十代になって女としてはそろそろもう老境に入りかけたというような女が、大三十日の晩に宵化粧をする、その女の目出度い元日を待ちながらも、また一歳年を取るという淋しい心持を言ったのである。老いそめた女の化粧はなお一点の美くしさを留めながらも、化粧をするという事その事がやがて一つの淋しさを思わしめる。この句もその心持を言っておるのである。