Japanische Klassiker mit Furigana
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はいくはかくかいしかくあじわう
俳句はかく解しかく味う
高浜 虚子
Lesen Sie 俳句はかく解しかく味う (はいくはかくかいしかくあじわう) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 73.016 Zeichen · 144 Bildschirme
古寺に狂言会や九月尽 雁宕
狂言会というようなことは今でもある。狂言は大概能の間に挿んでやるものであるが、時によると狂言ばかりを催おすことがある、それを狂言会というのである。ああいう滑稽を主とするものであるけれども、もと品格のいいものである上に、その狂言のみが続けて演ぜられるという事が、かえって淋しみを人に起させるのである。場所というと古寺、時候というと秋の末の九月尽、いずれも荒廃したような淋しい感じを起さしめる中に、狂言会を催おすというのである。
又或日扇遣ひ行く枯野かな 暁台
夏炉冬扇という言葉がある通りに、冬日扇は必要のないものとなっているのであるが、それが或日村里を通っていると、汗ばむほどに暑さを覚えたので、また扇を遣いながら行ったというのである。「又」の字は夏遣うた扇をまた冬になっても遣ったという意味である。冬といえば寒いことになっているけれども、小春という言葉もあるようになかなか春めいた暖さを感ずることもあるので、そういう時に荷物でも肩にかけながら歩いていると相当に暑さを覚えるのである。それが町中とか山路とかいうのでなくって、枯野であるところに、殊に日の周く照っている暖さを思わしめるのである。