Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
はいくはかくかいしかくあじわう
俳句はかく解しかく味う
高浜 虚子
Lesen Sie 俳句はかく解しかく味う (はいくはかくかいしかくあじわう) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 73.016 Zeichen · 144 Bildschirme
実際また落葉や芥や小石やらの間から、ちょろちょろと流れ出ているところに実際の美くしさはあるのであって、それが是非糸を垂らしておる柳の木の下からであるように解するのはいわゆる月並である。殊にこの句の最も大きな欠点というのは「柳なるべし」という言葉で、一応、柳の木の下から流れ出ている、という風に解釈して見たけれども、よく考えて見ると「柳なるべし」というのは曖昧な言葉で「水上は柳だろう」というのは厳密にいえば何のことやら判らぬのである。「柳なるべし」というので「柳の木の下から流れ出ているであろう」と解するのはむしろ解するものの無理かも知れないのである。強いて解釈すればあるいはこう解釈することが出来ないでもない。ここに流れているのは水である、しかしこの水上を探り探って行くとそれは一本の柳かも知れん、今目に水と見られるところのものも、ずっと水上に探り上れば水ではなくって一つの柳の木かも知れん、柳の糸のなよなよと枝垂れているのが地上に垂れて、それが水になって、その末がかく流れになっているのかも知れん、とそんな風の意味とも解釈の出来ないことはないのである。否恐らく作者も、またこの蓼太時代の蓼太の崇拝者もそんな事は穿鑿せずに、唯春水から柳を聯想して水上は柳だろうと言った、其処に一種の思いつき――巧み――があるものとした