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Japanische Klassiker mit Furigana

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はいくはかくかいしかくあじわう

俳句はかく解しかく味う

高浜 虚子

Lesen Sie 俳句はかく解しかく味う (はいくはかくかいしかくあじわう) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 73.016 Zeichen · 144 Bildschirme

Aozora Bunko

この句の如きは秋風のもの淋しさを現わそうとして、無心の猿もまた自然その物淋しさを知っておるという風に言ったところに、多少の厭味を持とうとしておる。元禄の句には質朴なところがあって、僅かにそれを救うておるのである。

旅行

あか/\と日はつれなくも秋の風    芭蕉

旅中の物淋しい心持を言ったもので、秋の風の袂に寒い頃、夕暮になって来ると、赤い夕日は西に沈んで、その日は我につれないような心持がすると言ったのである。芭蕉のような孤独の境界にいる人が、秋の夕暮旅に在りてまだ宿にもつかず、これからまた峠を一つ越さねば宿がないというような場合の心持は、いかにもこの句に現わされたようなものであろうと想像されるのである。「日はつれなくも」という言葉など、これが他の人の言葉であるとあるいは厭味を感ずるかも知れないのであるが、元禄のしかも、始終そういう境遇に身を置いた芭蕉であるとすると、その言葉に権威があってしかも真実が籠っていて、その厭味は感ぜられないのである。こういう事をいうと、人によって句の価値を二、三にすると言って攻撃する人があるかも知れないが、俳句にはそういう傾は実際あるのである。