Japanische Klassiker mit Furigana
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はいくじょうのきょうとえど
俳句上の京と江戸
正岡 子規
Lesen Sie 俳句上の京と江戸 (はいくじょうのきょうとえど) von 正岡 子規 (まさおかしき) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 7.442 Zeichen · 15 Bildschirme
次に嵐雪にも相応の弟子があって、その弟子も善く作るので、暗に其角と頡頏している。その外にはいうべきほどの人はない。さて京の方はというと、去来という大たて者がいて、いつも其角と睨みあって居るので、この二人が東西の両大関になって居るです。しかし去来には風国、野明位より外に弟子がない。この点では其角に負けている。その上去来の外に京の俳人というのも、凡兆を除けば外に一人もないです。その代り近江には沢山の俳人が出ました。これは京ではないが、非常に近い処だから、京に準じて論じます。近江には丈草、許六、尚白、智月、乙州、千那、正秀、曲翠、珍碩、李由、毛、程已などと申すように夥しく出て、皆腕こきのしたたか者です。それですから京と近江と合併して江戸に当るとすれば、誠に恰好な取組であって、勝負は互角であろうと思います。あるいは、京、近江の方が優勢かも知れないです。
第四は享保時代です。これは享保時代と申しましても、正徳頃から宝暦頃までを含んで居るのです。この時代は俗俳は盛になりましたが、少しも名人の出ない時代で、俳諧史よりいうと、衰微時代の中絶時代の寂寞時代とも申すべき時代であります。