Japanische Klassiker mit Furigana
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「やまとみんぞく」とはなんぞや
先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選
喜田 貞吉
Lesen Sie 先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選 (「やまとみんぞく」とはなんぞや) von 喜田 貞吉 (きたさだきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 195.063 Zeichen · 389 Bildschirme
現に四天王像や四十人体仏の如きは、明らかに後に移入せられた証拠がある。さればこの古代遺物が多いとの事は、何ら天智天皇九年の火災を否定すべき材料とはなりえないのである。
或いは法隆寺金堂の屋背より所謂飛鳥式の古瓦が発見せられたと云う理由によって、この建築物が当初その瓦を屋蓋に載せた当時から、今に至るまでその儘に保存せられたものであるとの理由となさんとする。しかしそれはその発見の古瓦が今の建築物の屋根を蓋うたものであったというだけの事で、最初の法隆寺の屋蓋に葺かれた物であったとの事実が立証せられざる限り、すなわち推古朝のものであるとの事実が証明せられざる限り、いかようにも説明しえられるものである。
その他実物上よりの幾多の推論は、いずれも「しかあるべし」、或いは「しか思わる」と云う類のもののみで、これを反対に「しかあらざるべし」、「しか思わず」と云わんもあえて差支えなく、畢竟は水掛論の程度を越えざるもののみである。ただ一つ関野君が高麗尺・唐尺の関係から、今の建築物を以て大化以前の設計にかかるものなりと論断せられたるの一事は、当時往々にして斯道学者間の傾聴するところとなり、今においてなおこれを信ぜんとするものが無いではない。