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Japanische Klassiker mit Furigana

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「やまとみんぞく」とはなんぞや

先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選

喜田 貞吉

Lesen Sie 先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選 (「やまとみんぞく」とはなんぞや) von 喜田 貞吉 (きたさだきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 195.063 Zeichen · 389 Bildschirme

Aozora Bunko

案ずるに我が天孫民族の国家の発展は、「豊葦原の瑞穂国を安国と平けく治ろしめせ」との天津神の依ざしを受けたものだとの、確乎たる信念のもとに行われた。したがって先住民族を虐待し、暴力を以てその国を奪うという様な事はなく、常に徳を以て導き、恩を以て誘い、懐柔手段を以てこれを同化融合せしめんとするにあった。それは歴代の対夷政策の実際を見れば明らかである。またこれを古伝説に徴するも、天孫降臨以来代々国津神の女を妃と択び給うたとある。国津神はすなわち先住民で、その相互の関係は、天津神は父たり、夫たり、国津神は母たり、妻たるの間柄であった。かくてここに我が日本民族は成立したのである。しかしながら、長い年代の間には時に平和手段に破綻を生じ、為に先住民の暴動を惹起して、国家の威力を以てこれを鎮定せねばならぬ場合も少くはなかった。所謂征夷の軍これである。これが為に短見なる史家をして、時としては我が国また掠奪的国家の一つであるかの如く思わしめる事がないではないが、征夷の事の如きは畢竟一時の変態であって、我が対夷政策の本体ではない。しかもこの変態事項を必要とするような破綻の発生は、往々にして所謂マット狢の如き小事から胚胎する。