Japanische Klassiker mit Furigana
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「やまとみんぞく」とはなんぞや
先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選
喜田 貞吉
Lesen Sie 先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選 (「やまとみんぞく」とはなんぞや) von 喜田 貞吉 (きたさだきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 195.063 Zeichen · 389 Bildschirme
漢書に見えている。しかるに天明年間、その博多附近の志賀島から、当時奴国王の貰った金印と認められるものが発見せられて、黒田侯爵家の宝物となっているが、その文に「漢委奴国王」とある。ここに「委」は言うまでもなく「倭」の略字で、「漢の倭の奴国王」と読むべきである。この他に倭の面土国王交通の事も、また後漢書に見えているが、漢滅びて三国の時代となり、これら倭人諸国の中、魏に交通したもの三十国の多きに及んだとある。その中にも邪馬台国最も勢力があって、その女王卑弥呼は、魏の明帝から親魏倭王に封ぜられ、金印紫綬を賜わった。この邪馬台国は、今の筑後の山門郡地方に当る。神功皇后西征の時、山門県の土蜘蛛田油津媛を誅すとあるものは、けだしこの邪馬台国の事で、所謂土蜘蛛田油津媛なるものは、卑弥呼の後に出た女王であったと察せられる。
これら倭人の諸国は、一方には支那と交通してその冊封を受けたが、一方に我が大和朝廷の御稜威は、次第にこれら倭人の諸国に及び、その帰順したものは我が帝国に併合して、その国王は所謂国造・県主などに任ぜられ、祖先以来の本領の安堵を得たのであったが、命を拒んで反抗したものは、やむをえず討滅せらるるの運命を免れなかった。