Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

じゅうにしこう

十二支考(上)〔全2冊〕

南方 熊楠

Lesen Sie 十二支考(上)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) von 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 290.735 Zeichen · 566 Bildschirme

Aozora Bunko

身の大きさ

身の大きさ

ベーツの『亜馬孫河畔の博物学者』アナコンダ蛇が四十二フィートまで長じた事ありと載せ、テッフェ河汀で小児が遊び居る所へアナコンダが潜み来て巻き付いて動き得ざらしめその父児の啼くを聞きて走り寄り、奮って蛇の頭を執らえ両齶をき裂いたと言う。錦絵や五姓田氏の油絵で見た鷺池平九郎の譚もまるで無根とも想われぬ。アマゾン辺の民一汎に信ずるはマイダゴア(水の母また精)とて長数百フィートの怪蛇あり、前後次第して河の諸部に現わると。『千一夜譚』に海商シンドバッド一友と樹に上り宿すると夜中大蛇来てその友を肩から嚥みおわり緊しく樹幹を纏うて腹中の人の骨砕くる音が聞えたと出で、有名な東洋ゴロ兼法螺の日下開山ピントはスマトラで息で人殺す巨蛇に逢ったといい、ドラセルダ、ブラジルのサンパウロを旅行中その僕大木の幹に腰掛くると動き出したから熟視ると木でなくて大蛇だったと記した。『山海経』に巴蛇象を呑む、一六八三年ヴェネチア版ヴィンセンツオ・マリヤの『東方行記』四一六頁にインドのマズレ辺に長九丈に達する巨蛇ありて能く象を捲き殺す、その脂は薬用さる、『梁書』に〈倭国獣あり牛のごとし、山鼠と名づく、また大蛇あり、この獣を呑む、蛇皮堅くして斫るべからず、その上孔あり、乍く開き乍く閉づ、時にあるいは光あり、これを射て中れば蛇すなわち死す