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Japanische Klassiker mit Furigana

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じゅうにしこう

十二支考(下)〔全2冊〕

南方 熊楠

Lesen Sie 十二支考(下)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) von 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 251.906 Zeichen · 495 Bildschirme

Aozora Bunko

あるいはいう、金の翼、真鍮の爪、猪の牙ありと。余り怖ろしい顔故これを見る人即座に石となる。西大洋の最も遠き浜で、夜の国に近い所に住むとも、リヴィアすなわち北アフリカに居るともいわれた。一説にメズサもと美麗な室女だったが、海神ポセイドンとアテナ女神の堂内で婬し、涜した罰でその髪を蛇にされたと、ゴルゴネス三姉妹の同胞になおグライアイ(灰色髪女)三姉妹あり、髪が灰色になった老女で、ただ一つの歯とただ一つの眼を共有し、用ある時は相互譲り使うた。この三姉妹リビアの極端、日も月も見えぬ地に棲み、常にゴルゴネス三姉妹を護った。初めアルゴスの勇士ペルセウス、その母ダナエの腹にあった時、神告げたは、この子生まるれば必ずその母の父アクリシウスを殺さんと、アクリシウスすなわち母子を木箱に納れ、海に投げたが、セリフス島に漂到して、漁師ジクッスの網に罹り、救われ、懇に養わる。ジクッスの弟ポリデクテス、この島の王たり。ダナエを一度瞥見してより、花の色はここにこそあれ、願わくは鄒子が律を吹いて、幽谷陽春を発せんと、雨夜風日熱心やまず、しかるにどうもダナエを靡けるにはその子が邪魔になるから、宴席でペルセウスを激して、王のためには何なりともすべし、怖るべき女怪メズサの首でも取り来るを辞せずと誓わしめたので、ペルセウスいよいよこの冒験事業