Japanische Klassiker mit Furigana
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じゅうにしこう
十二支考(下)〔全2冊〕
南方 熊楠
Lesen Sie 十二支考(下)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) von 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 251.906 Zeichen · 495 Bildschirme
貞室の『かたこと直し』慶安三年印本にを鍋とりという事いかがと制したれど、その師貞徳の句にも見え近くは『仮名字例』(延宝四年印本)に「おいかけ、※(「糸+委」、第3水準1-90-11)、冠具。俗ナベトリというとあり、今は老懸を知らざる者なく、厨の鍋受は見ざる人多かるべし」、『油かす』寛永二十年編云々「公家と武家とはふたかしらなり」「なべとりをかぶとの脇に飾りつけ」前句に二頭とあれば、かぶり物を二つ取り合せ、武家冑、老懸公家と附けたるなり。『俳諧二番鶏』元禄十五年印本了我撰、前「下妻と八重に打ち合ふ春の風、一林」付「一枚さしたる櫛は鍋取、了我」、柳翁いわくこれも櫛を老懸に見立てし句なり。『空林風葉』天和三年刻自悦撰、節分「鍋取飛んでほうろく豆踊る今宵の天、流辺」、上に録したる句は老懸をいいしにはあらず。この(すなわち第四図イ)鍋取の形を蝶鳥の翼に見立てし吟なり」とあった。
「第4図」のキャプション付きの図
第4図
『和名類聚鈔』に、〈※(「糸+委」、第3水準1-90-11)、和名冠ノオ、老人髻落つるを※(「糸+委」、第3水準1-90-11)を以て繋ぐ〉とあり。