Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
めいじんちょうじ
名人長二
三遊亭 円朝
Lesen Sie 名人長二 (めいじんちょうじ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 67.631 Zeichen · 134 Bildschirme
ものは花立が倒れるとか、香炉が転るぐれえの事ですから、気遣えはございません、嘘だと思召すなら丁度今途中で買って来た才槌を持ってますから、これで打擲ってごらんなせい」
と腰に挿していた樫の才槌を助七の前へ投出しました。助七は今の口上を聞き、成ほど普通の品より、手堅く出来てはいようが、元々釘で打付けたものだから叩いて毀れぬ事はない、高慢をいうにも程があると思いましたゆえ、
助「そりゃア親方が丹誠をして拵えたのだから少しぐらいの事では毀れもしまいが、此の才で擲って毀れないとは些と高言が過るようだ」
と嘲笑いましたから、正直一途の長二はむっと致しまして、
長「旦那……高言か高言でねえか打擲ってごらんなせい、打擲って一本でも釘が弛んだ日にゃア手間は一文も戴きません」
助「ムヽ面白い、此の才槌で力一ぱいに叩いて毀れなけりゃア千両で買ってやろう」
と才槌を持って立上りますを、先刻から心配しながら双方の問答を聞いていましたお島が引留めまして、
島「お父さん……短気なことを遊ばしますな、折角見事に出来ましたお仏壇を」
助「見事か知らないが、己には気にくわない