Japanische Klassiker mit Furigana
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めいじんちょうじ
名人長二
三遊亭 円朝
Lesen Sie 名人長二 (めいじんちょうじ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 67.631 Zeichen · 134 Bildschirme
長「昨日御新造が薬を出したまんま紙入を忘れて行ったのを、今朝見っけたから取りに来ないうちにと思って、親方の所へ行った帰りがけに柳島へ廻って届けに行ったら、先刻取りにやったと云ったが、また此様な土産物をよこしたのか、気の毒な、何だ橋本の料理か、兼又一杯飲めるぜ」
兼「ありがてえ、毎日斯ういう塩梅に貰え物があると世話が無えが、昨日のは喰いながらも心配だッた」
長「何も其様な思いをして喰うにア及ばない、全体手前は意地がきたねえ、衣食住と云ってな着物と食物と家の三つア身分相応というものがあると、天竜院の方丈様が云った、職人ふぜいで毎日店屋の料理なんぞを喰っちア罰があたるア、貰った物にしろ毎日こんな物を喰っちア口が驕って来て、まずい物が喰えなくなるから、実ア有がた迷惑だ、職人でも芸人でも金持に贔屓にされるア宜いが、見よう見真似で万事贅沢になって、気位まで金持を気取って、他の者を見くびるようになるから、己ア金持と交際うことア大嫌えだ、龜甲屋の旦那が来い/\というが、今まで一度も行かなかったが、忘れて行ったものを黙って置いちゃア気が済まねえから、持って云って投り込んで来たが、柳島の宅ア素的に立派なもんだ、屋敷稼業というものア、泥坊のような商売と見える、そんな人のくれた