Japanische Klassiker mit Furigana
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めいじんちょうじ
名人長二
三遊亭 円朝
Lesen Sie 名人長二 (めいじんちょうじ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 67.631 Zeichen · 134 Bildschirme
んでも打棄るように藪ん中へおッ投込んだんと見えて、竹の切株が私の背中へずぶり突通ったんです、それを長左衛門という村の者が拾い上げて、温泉で療治をしてくれたんで、漸々助かったのですが、其の時の傷ア……失礼だが御覧なせい、こん通りポカンと穴になってます」
と片肌を脱いで見せると、幸兵衞夫婦は左右から長二の背中を覘いて、互に顔を見合せると、お柳は忽ち真蒼になって、苦しそうに両手を帯の間へ挿入れ、鳩尾を強く圧す様子でありましたが、圧えきれぬか、アーといいながら其の場へ倒れたまゝ、悶え苦みますので、長二はお柳が先刻からの様子と云い、今の有様を見て、さては此の女が己を生んだ実の母に相違あるまいと思いました。
十六
其の時の男というは此の幸兵衛か、但しは幸兵衛は正しい旦那で、奸夫は他の者であったか、其の辺の疑いもありますから、篤と探索した上で仕様があると思いかえして、何気なく肌を入れまして、
長「こりゃとんだ詰らないお話をいたしまして、まことに失礼を……急ぎの仕事もございますからお暇にいたします」
幸「まア宜いじゃアないか、種々聞きたい