Japanische Klassiker mit Furigana
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めいじんちょうじ
名人長二
三遊亭 円朝
Lesen Sie 名人長二 (めいじんちょうじ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 67.631 Zeichen · 134 Bildschirme
恒「何だと、手前父さんの拵えた物ア才槌で一つや二つ擲ったって毀れねえ事ア知ってるじゃアねえか」
長「それが毀れる様に出来てるからいけねえのだ」
恒「何うしたんだ、今夜は何うかしているぜ」
長「何うもしねえ、毎もの通り真面目な長二だ」
恒「それが何故父さんの仕事を誹すのだ」
長「誹す所があるから誹すのだ、論より証拠だ、才槌を貸しねえ、打毀して見せるから」
恒「面白い、毀してみろ」
と恒太郎が腹立紛れに才槌を持って来て、長二の前へ投り出したから、お政は心配して、
政「あれまアおよしよ、酔ってるから堪忍おしよ」
恒「酔ってるかア知らねえが、余りだ、手前の腕が曲るから毀してみろ」
兼「若え親方……腹も立とうが姉さんのいう通り、酔ってるのだから我慢しておくんなせえ、不断此様な人じゃアねえから、私が連れて帰って明日詫に来ます……兄い更けねえうちに帰ろう」
と長二の手を取るを振払いまして、
長「何ヨしやがる、己ア無宿だ、帰る所アねえ」
と云いながら才※(「てへん+二点しんにょうの「追」」、第4水準2-13-38)を取って立上り、恒太郎の顔を見て、