Japanische Klassiker mit Furigana
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めいじんちょうじ
名人長二
三遊亭 円朝
Lesen Sie 名人長二 (めいじんちょうじ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 67.631 Zeichen · 134 Bildschirme
当今は人殺にも過失殺故殺謀殺などとか申して、罪に軽重がございますから、少しの云廻しで人を殺しても死罪にならずにしまいますが、旧幕時代の法では、復讐の外は人を殺せば大抵死罪と決って居りますから、何分長二を助命いたす工夫がございませんので、筒井侯も思案に屈し、お居間に閉籠って居られますを、奥方が御心配なされて、
奥「日々の御繁務さぞお気疲れ遊ばしましょう、御欝散のため御酒でも召上り、先頃召抱えました島路と申す腰元は踊が上手とのことでございますから、お慰みに御所望遊ばしては如何でございます」
和泉「ムヽ、その島路と申すは出入町人助七の娘じゃな」
奥「左様にございます」
和「そんなら踊の所望は兎も角も、これへ呼んで酌を執らせい」
と御意がございましたから、時を移さずお酒宴の支度が整いまして、殿様附と奥方附のお小姓お腰元奥女中が七八人ずらりッと列びまして、雪洞の灯が眩しいほどつきました。此の所へ文金の高髷に紫の矢筈絣の振袖で出てまいりましたのは、浅草蔵前の坂倉屋助七の娘お島で、当お邸へ奉公に上り、名を島路と改め、お腰元になりましたが、奥方附でございますから、殿様にはまだお言葉を戴いた