Japanische Klassiker mit Furigana
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しこくへんろにっき
四国遍路日記
種田 山頭火
Lesen Sie 四国遍路日記 (しこくへんろにっき) von 種田 山頭火 (たねださんとうか) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 15.842 Zeichen · 32 Bildschirme
山よ海よ空よと呼かけたいようだった。
波音、小鳥、水、何もかもありがたかった。
太平洋と昇る日!
途中時々行乞。
お遍路さんが日にまし数多くなってくる、よい墓地があり、よい橋があり、よい神社があり、よい岩石があった。……
おべんとうはとても景色のよいところでいただいた、松の木のかげで、散松葉の上で、石蕗の花の中で、大海を見おろして。
ごろごろ浜のごろごろ石、まるいまるい、波に磨かれ磨かれた石だ。
早いけれど、佐喜浜の素人宿ともいいたいような宿に泊った、浜はお祭、みんな騒いでいる、今夜も私は二杯傾けた! 一室一人で一燈を独占した、おかげで日記をだいぶ整理することが出来た。
行乞の功徳、昨日は銭四銭米四合、今日は銭二銭米五合、宿銭はどこでも木賃三十銭米五合代二十銭、米を持っていないと五十銭払わなければならない。
行乞のむつかしさ、私はすっかり行乞の自信をなくしてしまった、行乞はつらいかな、やるせないかな。
(牟岐、長尾屋) (甲ノ浦、三福屋)
夜 菜葉、芋 菜葉
塩鰯 煮魚
唐辛佃煮 菜漬
朝 味噌汁 味噌汁
×唐辛佃煮 ×菜漬
菜漬
(×印をお弁当に入れる)