Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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そうせきしとわたし

回想 子規・漱石

高浜 虚子

Lesen Sie 回想 子規・漱石 (そうせきしとわたし) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 115.187 Zeichen · 231 Bildschirme

Aozora Bunko

それからいよいよ宮島か広島かで氏と袂を分ったはずであるがその時のことも記憶にない。

その時漱石氏は松山の中学校を去って新しく熊本の第五高等中学校の教師となって赴任したのであった。私はそれから東京の下宿に帰り、漱石氏は熊本の高等学校に教鞭をとって、互に暫く無沙汰をして居ったものであろう。此の手紙のうちで漱石氏が褒めてくれた書牘体の一文云々というのは、その頃雑誌『日本人』に連載して居った俳話の一章でその後民友社から出版した我ら仲間の最初の俳句集『新俳句』の序文にしたものがそれである。それから『世界の日本』云々とあるのはその頃竹越三叉氏が『世界の日本』という雑誌を出して居って、その文芸欄に我ら仲間の俳句が出たり、子規居士が我ら仲間の三、四人を批評する文章を載せたりしていた。それを言ったものである。その我ら仲間の批評というのは今俳書堂から出版している『俳句界四年間』の中に収録してあるはずである。私の句が難渋云々とあるのはその頃私はいわゆる極端な新傾向であって、調子も五七五では満足せず、盛にべくという字などを使用したものであった。当時碧梧桐君の文章のうちにも、