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Japanische Klassiker mit Furigana

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キリストしんとのなぐさめ

基督信徒のなぐさめ

内村 鑑三

Lesen Sie 基督信徒のなぐさめ (キリストしんとのなぐさめ) von 内村 鑑三 (うちむらかんぞう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 51.320 Zeichen · 100 Bildschirme

Aozora Bunko

これにのみ事うべしと録されたり、終に悪魔かれを離れ天使たち来り事う。(一節より十一節まで)

基督すでに歳三十に達し内に省み外に学び終に世の大救主たるを自覚するに至れり、彼の再従兄バプテスマのヨハネも彼にこの天職あるを認め神の小羊として彼を公衆に紹介せり、皇天も彼の自覚とヨハネの見解とを確かめんために聖霊を鳩のごとく降して彼の上にやどらせり、しかれども如何にしてこの世を救わんかこれ基督を野に往かしめし問題なり、(馬可伝一章十二節「往かしめし」は英語の Driveth 希臘語の Ekballei「無理に逐いやる」の意なり)。

彼餓たり、しかしてのち世界億千万の食足らずして饑餓に苦しむを推察せり、(醍醐天皇寒夜に衣を脱して民の疾苦を思いし例を参考せよ)、基督思えらく「我は慈善家となりて貧民を救わん、我に土石を変じて「パン」となすの力あり、億万の空腹たちどころにみたすべし」と、されども聖霊彼に告ていわく「饑餓を救うは一時の慈善なり、爾の救世の事業は永遠にまで達すべきものなれば、億万斤の「パン」といえども決して為し得べきものにあらず、神の口より出づる凡ての言こそ真正の「パン」