Japanische Klassiker mit Furigana
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たいくうまかん
大空魔艦
海野 十三
Lesen Sie 大空魔艦 (たいくうまかん) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 31.098 Zeichen · 63 Bildschirme
そして例の十四五人の怪人たちが、チンセイと丁坊の待っている方をむいて駈けてきた。
僚機「手の皮」
空魔艦「足の骨」は、出発の位置についた。
この巨機の窓という窓からは、いろいろな顔がのぞいている。しかしどれもこれも防毒面を被っているので、下から見ると、異様なお化けが巨人飛行機にのっているとしか見えなかった。
「さあ、はやく乗った!」
十四五人の怪人たちは、手まねをして、チンセイに、機の中に入るように命じた。この十四五人の怪人は何者であろうか。これこそ実は、この空魔艦の主脳部の人たちであったのである。
チンセイが乗ると、怪人は丁坊のそばによってきて、かるがると両方からぶらさげた。そして、よいこらと空魔艦のなかに積みこんだのであった。
どこへ空魔艦は行くのか。
爆音が高くひびくと、空魔艦は氷上に滑走をはじめた。ぴんと張った両翼は、どう見ても巨大ないきもののように思えてならない。そのうちに空魔艦はふわりと空中に浮いた。
チンセイは丁坊のそばにいる。
「チンセイさん。もう一つの空魔艦は、ついてこないのかい」
「いや、一緒に来るはずだよ。ほらほら、いま滑走をやっているよ」