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Japanische Klassiker mit Furigana

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だいぼさつとうげ

大菩薩峠2

中里 介山

Lesen Sie 大菩薩峠2 (だいぼさつとうげ) von 中里 介山 (なかざとかいざん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 195.601 Zeichen · 387 Bildschirme

Aozora Bunko

のう御同役、遠いところへ隠してあるならば、なにも古金の耳を揃えなくても、今時通用する吹替物でも苦しゅうはござらぬてな」

「いかさま、三千両の数さえ不足がなければ、板金であろうと重金であろうと、そこは我々が上役へよしなに取計らう」

同役二人が面を見合せるところへ、

「もしお役人様、ただいま、あなた様方にお目にかかりたいと、一人のお武家がこれへお見えになりました。お名前は水戸の山崎譲と申せばおわかりになると申しますのでございます」

宿の主人が怖る怖る、遠くの方から平身低頭しての取次であります。

折助には渡り者が多い。もとは相当の素性であっても、渡って歩くうちに、すっかり折助根性というものになってしまいます。

折助の上には役割、小頭、部屋頭というようなものがあって、それは折助の出入りを司り、兼ねてその博奕のテラと折助の頭を刎ねるが、これらは多少、親分肌の気合を持っている。渡り者の折助に至って、はじめて折助根性がよく現われるのです。

彼等の仕事は、カッパ笊を担ぐことと博奕をすることぐらいのもので、給金はたいてい二貫四百、一年中のお仕着せが紺木綿の袷一枚と紺単衣一枚。