Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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だいぼさつとうげ

大菩薩峠7

中里 介山

Lesen Sie 大菩薩峠7 (だいぼさつとうげ) von 中里 介山 (なかざとかいざん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 242.044 Zeichen · 477 Bildschirme

Aozora Bunko

という字をつけて呼ぶことにするから、左様心得てもらいたいという言い渡しでありました。

初めに処女の如き「皆様」の様づけも、多分その辺から出たのでしょう。

道庵先生の説によると、医者としての自分の職掌上、病気や薬と同格に、すべての人を待遇しようという好意に出でたのにはちがいないが、これを実行に先立って発表してしまったのは、少々逸まったようです。

果して、さまざまの弥次や、質問や、難題が続出しましたけれど、先生は少しも撓まず、最後までそれを説伏するの意気込みは勇ましいもので、自分にしてからが、上様だとか、公方様だとかいう口の下から、現在自分が世話になっている大切の薬籠持に対しては、国公だの、この野郎だのと、頭ごなしにやっていたのは、相済まないわけである、今後は上様、公方様、殿様、爺様、婆様、おびんずる様並みに、国公を呼ぶにも国公様を以てする――門弟の道六に対しても、子分のデモ倉、プロ亀らに対しても、お出入りの馬鹿囃子に対しても、野幇間の仙公に対しても、その通り、例外というものがあっては平等が意味をなさないと、スバらしく気焔を揚げたものです。すると物和らかな豆腐屋の隠居が、