Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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たいようとかわず

太陽とかわず

小川 未明

Lesen Sie 太陽とかわず (たいようとかわず) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 3.180 Zeichen · 7 Bildschirme

Aozora Bunko

それに、かわずは雨が好きで、雨の降るようにいつも訴えますので、わたしたちは短い命を雨のために悩まされるのでございます。どうぞ、お日さま、わたしたちをお恵みください。」と、水草はいいました。

太陽は笑って、水草の訴えを聞いていましたが、「わかった、わかった。」と、その頭を振ってみせました。

ある日、かわずは池の面に浮かんで、太陽の光に脊中を乾していました。そのとき、太陽は、やさしく、かわずに向かっていいました。

「私は、この大空を毎日東から西に自由に歩いている。おまえは、その池をかってに泳ぎまわることができる。私は、空の大王と呼ばれている。してみると、おまえは、池の王さまだ。私は今日から、おまえを池の王さまにしてやる。それにしては、私が、すべてのものに対して恵み深いように、おまえは、池の中のものに対して、だれにでもしんせつでなければならない。」と、太陽は諭しました。

わがままでとんまでありましたけれど、いたって人のいいかわずは、すぐに得意になってしまいました。

「おお、俺は、池の中の王さまになったんだ。この広い池はみんな俺の領地だ。なんと俺はえらいもんだろう。