Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
たいようとほしのした
太陽と星の下
小川 未明
Lesen Sie 太陽と星の下 (たいようとほしのした) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 5.419 Zeichen · 11 Bildschirme
」
少年は、じっとして、家にいられなくなって、こう叫ぶと、外の方へ飛び出しました。しかし、自由を欲する彼に対して、だれもとがめるものはありませんでした。
原っぱへいけば、そこには、かならず、二、三人の彼の仲間がいました。大空は、まんまんとして、原の上に青い天蓋のように、無限にひろがっているし、やわらかな草は、美しい敷物のごとく、地上を目のとどくかぎりしげっていました。
「世界じゅうを、どこまでも飛んでいける、渡り鳥はしあわせだね。」と、Nくんがいいました。
「そうするように、神さまが、羽をくだされたんだもの。」と、Kくんが答えました。
「なぜ、人間にだけ、それができないのだろうね。」と、Sくんが、ただすと、
「人間にだって、汽船や、飛行機を発明する力を神さまがくださったのだ。自由にどこへでもいけるようにね。」と、Kくんが、いいました。
「しかし、ここから先、いってはいけないとか、ここから内へ入ってならないとか、実際はきゅうくつなんでないか。」と、S少年は、ききかえしました。
「神さまは、世界をみんなのため、お造りになったのだから、だれにもそんな繩張りをする権利なんかなかったのだ。