Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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ようかいがくいっぱん

妖怪学一斑

井上 円了

Lesen Sie 妖怪学一斑 (ようかいがくいっぱん) von 井上 円了 (いのうええんりょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 11.905 Zeichen · 23 Bildschirme

Aozora Bunko

その唱え言に曰く、「われは虎、いかに鳴くとも犬は犬、獅子のはかみを恐れさらめや」(笑)

また、犬が吠えつくときに、犬伏せと申して、親指を犬と立て、これを伏して戌、亥、子、丑、寅と数えて、寅に当たる小指をもって戌(すなわち親指)を押すと、犬が吠えるのをやめると申します。また、歯の痛みを止めるマジナイにはいろいろありますが、今その一つを挙げてみると、いかなるわけかよく分かりませんが、桃の枝の東方に向かっておるのを取って、これを楊子に削り、それをもって痛む歯に「南」という字を三度書いて歯に含まするときは、痛みが止まる。これにもまた唱え言がある。すなわち、梵語の言で「あびらうんけんそわか」という語を唱えるのであります。また、目に物が入ったときは、おもしろいマジナイがあります。まず、目を閉じて「南無阿弥陀仏」を三度唱えるのですが、全くこれを唱えきらずして「なむあみだぶ」までを唱えて、後のつを口の中へのみ込んでしまう。そうするとなおると申します。(大笑)

しゃっくりをなおすマジナイは、舌の上に「水」という字を書いて、これをのませます。つぎに、ただ今ではありませんが、その昔よくあったことで、船待ちをしないマジナイというものがあります。